(左)吉岡伸浩
埼玉県富士見市出身。1993年に川越東高校入学(普通科)。学生時代は、バスケットボール部、生徒会で活躍。現・川越東高校同窓会会長。現役時代は主に弁当持参だったため、食堂を利用する機会は少なかった。
(右)諸岡樹興
埼玉県日高市出身。1994年に川越東高校入学(普通科)。学生時代は、演劇放送部で活躍。現・川越東高校同窓会理事。現役時代から学食を利用しており、麺類や丼物をよく食べていた。



この取材のために、朝食を抜いてきた私たち。お腹の準備は万全です。さっそく、メニューを選びましょう! 

おっ、券売機があります。
私が通っていた当時は、券ではなく、プラスチックの札でした。これも時代の流れでしょうか。


その一方で、料理のサンプルを並べたディスプレイは昔と全く変わっていません! その光景を見ただけで、17年前にタイムスリップした気分です。

 
ディスプレイとにらめっこ。
うーん、はっきり言って迷います。当時から変わらないカレーやうどんやそばもありますが、唐揚げ丼、豚キムチ丼といった丼物など、メニューが明らかに増えているのです! 

そんな中、「スパゲッティがなくなった…」と嘆いていた吉岡会長。
よく見るとディスプレイにはスパゲッティが存在しているのですが、数年前にメニューからはなくなってしまったようです。これは残念…。

しばし悩んだ末、私は高校時代によく食べていた「かつ丼」(410円)、吉岡会長は「ラーメン」にカレーがついた「ラーメンセット」(410円)をチョイス!


それにしても、どれも安い!かつ丼もラーメンセットも当時と変わっていません!
他のメニューも30円くらいしか値上がってないのでは…。学食はいつの時代も「学生の味方」ですね。

ちなみに、今回は注文しませんでしたが、川越東生にはおなじみのパックメニューも発見。
こちらもメニュー数が増えていることにびっくり!昔は、ポテトフライ、スパゲッティ、ピラフぐらいしかなかったのに…。


「私たちの1つ上の先輩たちが、『おなかが減って昼食までもたないから』と、学校にかけあって、パックメニューが導入されるようになったんだよ」と吉岡会長が教えてくれました。先輩たちの思いがあって、今があることを、現役生にもぜひ知ってもらいたいですね!

さて、いよいよ注文です。
さすがに、当時を知る人は残っていませんでしたが、食堂の“お姉さん”たちがあたたかく迎えてくれました。
 

一緒に列に並ぶ現役生たちの、この群がる感じ、実になつかしいです! これぞ学食でしょう!
 

そして、注文するとすぐに出てくるのもまた学食ならでは!私が頼んだかつ丼です。みそ汁もついています。
 

吉岡会長が頼んだラーメンセット。名前からして、ラーメンにカレーがおまけでついている、というイメージだったのですが、カレーの量は“おまけ”というレベルを超えていますね…。
 

では、いただきましょう!
 

ああなつかしい…。この味、この味。素朴だけど、あたたかい学食の味です。お昼休みに一気にかきこんだあのときの感情がフラッシュバック。当時は、いつもおなかがすいていたなあ。

しばし、無言で食に没頭する私たち…。

かつ丼は、肉が厚くて柔らかい! 当時は、薄くて固かったような記憶があるんですが…。確実においしくなっていましたね。社会人の昼飯だとこの厚さで400円台は考えられません! 

現在は大のラーメン党ながら、高校時代はラーメンを注文したことがなかったという吉岡会長は「このおいしさを味わえなかったのは損していたな…」とぽつり。

一気にたいらげてしまった私たちは食堂内を散策することに。すると、驚きの光景が目に飛び込んできました!


パン屋さんが変わっている!! 
当時もありましたが、コンビニで売っているような菓子パンが大半でした。それが、今はすべてが手作りパンの本格的なパン屋さんになっていたのです。



うーん、菓子パンからバーガーまで、どれもおいしそう…。小腹がすいたときにぴったりです!
現役生がうらやましい。

ちなみに、10年くらい前からここにパンをおろしているというフォンティーヌさんは、川越市にあるパン屋さん。
元々は川越高校におろしていたそうですが、学校長が川越高校出身という縁もあって、川越東高校でも売ってもらうことになったようです。

現役生と同じパンを食べたかったら、ぜひお店に足を運んでみましょう!

■フォンティーヌ

さらに散策を続けると、またまた驚きのシーンに遭遇しました! なんと自販機が進化を遂げていたのです。


このラインナップの豊富さを見よ! なんと、プリンまで買えちゃうんです…。デザートまで充実しているとは…
現代の学食、おそるべし。本当にうらやましいぞ、現役生たちよ。


なんて、当時を知る私たちにとっては驚きの光景も多々ありましたが、お腹をすかせた男子学生たちの“殺気”いや“活気”があふれる食堂の雰囲気は、いまも昔もまったく変わっていません! これにはなんだか安心しましたね。
 

ご飯を食べるだけでなく、自習をしたり、友達とただただおしゃべりしたりする姿も、当時も今も変わらない風景でした! 食堂って何時間いても、なぜか飽きない場所でしたものね。



今回の私たちのようにOBも利用することができるので、母校へ訪れた際はぜひ学食へ行ってみてはいかがでしょうか? ただし、高校時代の無尽蔵の食欲が蘇ってしまうかも…。ダイエット中の方は要注意です!