■プロフィール
諸岡樹興 同窓会会長
1978(昭和53)年、埼玉県日高市生まれ。高根中学校、川越東高等学校を経て、城西大学理学学部化学科卒業後、システムエンジニアとして就職。趣味は野球観戦と週末子供と遊ぶこと。
2015年4月より川越東高等学校同窓会会長に着任。現役時代は演劇放送部に所属していた。







――同窓会に関わることになった経緯を教えてください。
 元々、卒業後に立ち上げた演劇放送部OB会で活動していて、その演劇放送部OB会の会長から声を掛けて頂いたのがきっかけですね。
 演劇放送部OB会は約50名程度の卒業生が参加していて、年二回の懇親会や現役生への支援などを中心に活動を行っていました。演劇放送部OB会は間も無く創設10年になるんですが、若干活動がマンネリ化しつつあったので同窓会と一緒に何か新しいことが出来たら良いな、と思って同窓会の会合に参加しました。それが今から3年くらい前のことだったかと思います。
 会合では同窓会担当の元田先生を含めて20〜30人くらいの人が集まって今後の展望について意見交換していました。その様子を通じて『母校を愛する卒業生が多いんだな』と改めて感じました。
 その後何度か会合に参加させて頂き、新体制設立の中で理事へ推薦頂いたのが今から1年ほど前のことです。
 演劇放送部の公演や文化祭などでは毎年学校に足を運んでいましたが、こんな形で母校に協力出来るとは思っていませんでした。
 理事会でも様々ななことを経験させて頂き、自己のレベルアップに繋がってるとも思います。
 その後活動を進めていく中で、吉岡前会長の転勤などで体制を変更する必要が生じました。そこから会長に推薦いただいたという経緯になります。
 元々同窓会は生徒会を中心に進めていた会でしたので、これまでの会長は生徒会に関わった方々でした。
 生徒会出身でない私は学校への顔利きなどに若干の不安があったのですが、歴代の会長の藤崎さん、吉岡さんおよび理事の皆さんにも協力をいただけるということで会長に就任を決めました。

――活動を通しての同窓会の印象はいかがでしたか?
 私は理事に就任して半年ほどインタビュー企画に携わらせて頂き多くの同窓生や先生方のお話を伺うことが出来ました。
 皆さんの話を伺うと同窓会への期待が大きいことを感じました。
 これまでは懸垂幕の掲示や会報発行など定例的な活動が中心でしたが、創設30年を迎えた学校の同窓会がそれだけでは寂しいと感じています。
 卒業生も1万人を超えており、同窓生や先生方が接点を持つことでもっと大きなこと、楽しいことが出来るはずです。
 現在は、組織・体制の強化という意味ではだいぶ固まってきているので、今後はイベント企画といったことに少しずつチャレンジしていこうと思います。
 また、同窓会の認知度という点でもまだまだアピールしなければならない点があると思っているので、ホームページやSNSを通じて今の学校の現状がどうなっているかの情報を発信するなどを今後も続けていき、同窓会と同窓生との距離を縮めていきながら同窓会を身近なものにしていきたいとも考えております。

2015年度翔鷺祭での同窓会ブース。立ち寄られた皆様、ありがとうございました。

――同窓会を通してみた現在の川越東高校についての印象も聞かせください。
 卒業して約20年経っておりますが私が通っていた頃に比べて学校の偏差値も高くなっていますね。だいぶ名前も通ってきていると感じます。
 これは生徒の皆さんが頑張ってくれていることは勿論ですが、先生方のフォローが大きいと感じています。夏期講習や放課後の補講など、多くの時間を生徒に掛けてくれていることを忘れてはいけません。
 それと、やはり特筆すべきは設備の充実さですね。体育館が6面あることもそうですが、各運動部が他の部活と場所を譲り合うようなことなく活動が出来るのは今思うと凄く贅沢なことだと思いました。
 私は演劇放送部だったので大講堂を使うことが多かったのですが、こんな設備をレンタルしたら一体いくらかかるでしょうか、というレベルです。
 高校の設備としては規格外だと思います。
 通っていた頃は当たり前だと思っていましたが、卒業後に改めて規模の大きさを実感しました。
 大講堂はホールとして1000人以上収容できるので、新宿の紀伊国屋ホールなど比べても遜色ありません。
 そんな場所を毎日自由に使えるということは日本でもなかなかないのではないでしょうか。

校舎内に設置された大講堂は1,000人を超える収容人数を誇る。現役生なら使い放題だ。

――高校時代の思い出やどんな生徒でしたか?
 はっきり言ってそんなに目立つ生徒ではなかったと思います。勉強や運動も特別良い成績ではなかったし、生徒会に参加していたわけでもなかったので。
 ただ友達は多かったですね。昼休みや放課後は食堂では自然に20人くらいが常に勝手に集まってくるような感じで、長時間色々な話ことを語り合っていました。
 ただ思春期の男子高生が話すことですからやはり捻くれてますので、ここではあまり公言出来ないような恥ずかしい内容がほとんどですが(笑)。
 また、思い出といえば部活動と文化祭ですかね。
 1年生の時はソフトボール部に所属してましたが着いていけずに退部してしまったのですが、その後友人4人と当時部として存在していなかった『演劇部を作ろう』という話になりました。
 当時の生徒会担当だった水持先生に相談すると、過去に演劇部を担当していた関口先生を紹介頂きました。これが2年の夏休み前でしたね。
 演劇部の活動では運動部さながらに腹筋・背筋・腕立てといった基礎体力作りやダッシュしながらの発声練習などを行い、結構ハードでしたが新鮮で楽しかったです。
 また、発足当初は部員集めに必死で同期を10人かき集めました。初公演も3年春の新入生歓迎時まで伸びてしまい、観客も数十人だけでしたが良い芝居が出来たと思っています。おかげで新入部員が3人来ました。
 3年の文化祭公演では脚本・演出も自分達で手がけました。さらに、文化祭ということもありお客さんも最大で500人くらい入ってたかと思います。
 そこから現在でも演劇部の公演活動が続いているのは、演劇部を立ち上げた人間として嬉しい限りですね。
 また、文化祭に関しては1年生から3年生まで実行委員を担当しました。
 1年の時は『女子高生と話ができる』とそそのかされ(笑)、駅前でビラ配りをしましたが、結局はそれだけで女子高生と話すこともなく、、
 ですので、2年の時はもっと関わりたいと思い、イベント企画の検討などに携わりました。
 今は無くなってしまいましたが体育館の入り口横に特設ステージを作って激辛カレーや熱々ラーメン早食い大会を企画しましたね。
 体育館ではねるとんや3on3大会も企画しました。
 前日にその年に出来たばかりの合宿所に皆で泊まって準備したのは楽しかったですね。夜通し遊んで、修学旅行の夜のようでした。そういえばお風呂に3回も入ったな(笑)。
 当日はハッピ着て動き回ってたのも覚えてます。
 こう振り返ってみると、やはり文化祭はキーイベントでしたね。

2015年度翔鷺祭にて。

――川越東高校の特徴をどう考えておりますか?
 やはり高校が掲げる『文武両道』の精神ですね。好成績を残している部活動や高い大学進学実績からもそれが実現出来ているのではないでしょうか。
 この精神をじっくりと育て上げて続けているという過程が、昨今の進学やスポーツの実績に繋がっているのだと思います。
 卒業後に活躍している卒業生も文化系・運動系の双方で数多くおります。学生時代の精神が今も残っているのでしょう。
 また、通称『陸の孤島』であり、かつ男子校であるからこそ周りを気にせず自然体で付き合えることも特徴だと思います。

――現在も交流のある友人が多いんですね。
 少人数であればしょっちゅう会ってますよ。
 私は今でも旧友との会合は高校時代の仲間が1番多いです。数えると今までの人生において半分の年月以上での付き合いがあることになるんですが、それって結構凄いことですよね。
 彼らに会ってる時はいまだに当時と変わらないような他愛のない馬鹿話で盛り上がることが出来ます。
 最近では結婚してる友人も増えてきたので、バーベキューなどで家族ぐるみの交友もしてたりしています。

――今後の川越東高校に期待することはございますか?
 進学も勿論重要ですが、勉強ばかりではなく若いからこそ様々なことに触れられる機会を作ってあげて欲しいですね。それが社会に出た時に役に立ってくると思います。
 個人的な意見としては野球部が甲子園に行って欲しいですね。
 近年、野球部も強豪校になってきており、関東大会でも好成績でした。甲子園に出場したら同窓会も全力でバックアップしたいと思います。甲子園のスタンドを川越東の同窓生で埋め尽くしたいですね。
 ただ、男だらけでテレビ的には美しくないかもしれませんが(笑)

――同窓会の目指して行く方向性を教えてください。
 他校の同窓会の理事は60歳以上の方が多い中、川越東の同窓生は最年長でもまだ50歳になっておりません。
 ですので、若いからこその柔軟性を武器に多くのことにチャレンジし、失敗を恐れずに一つ一つ全力で取り組むことで勢力的に活動出来ると思っています。
 そして、学校とは強い信頼感を通じて多くのことをして行きたいと思います。
 創設記念パーティーやホームカミングデーなど先生方も楽しめる企画がしたいですね。

――最後にOB、生徒、先生に同窓会会長としてのメッセージをお願いします。
 川越東高校に携わった皆さんが自慢できる母校、楽しめる同窓会にしていきましょう。
 そのためにも皆さんの力が必要です。
 活動の中で普段の生活では経験できない刺激を受けることが多々あります。是非同窓会の活動に参加下さい。
 ご協力頂ける方を随時募集しています。どうぞよろしくお願いします。