(右)吉岡伸浩/埼玉県富士見市出身。1993年に川越東高校入学(普通科)。学生時代は、バスケットボール部、生徒会で活躍。子どものころから野球は苦手。「バッティングセンターでは空振りの方が多いかもしれない…」。
(左)諸岡樹興/埼玉県日高市出身。1994年に川越東高校入学(普通科)。学生時代は、演劇放送部で活躍。現・川越東高校同窓会理事。プロ野球が好きで、東京ヤクルトスワローズの大ファン。高1の途中まではソフトボール部だった。



 2013年夏の甲子園予選では準優勝。そして2014年秋は創部以来初めてとなる関東大会出場。2015年は関東大会準優勝と、近年の野球部の活躍ぶりは目を見張るばかりです。

 やはり甲子園は大きな注目を集める大会なのでOBの関心も高く、同窓会のFacebookでも野球部の結果を載せると、アクセス数が多くなります。

 そこで今回は、そんな野球部躍進の理由を探るべく、練習にお邪魔しました。


 訪れたのは、第3グランドです。野球部専用のこのグランドが完成したのは2008年のこと。第2グランドから歩くこと10分。今回初めて訪れましたが、いやあ、本当にびっくりしました。

 まずはこの絵を見てください!




 グランドという言葉にだまされちゃいけません。これはもう立派な「野球場」です。面積は16,700㎡。両翼は90m以上です。照明や放水設備もあります。野球好きの私はこれだけでもうテンション上がりまくりですが、驚くのはまだ早かったです。


 ピッチャー練習用のブルペンです! 4人が同時に投げられるそうです。
 さらに、驚きはこの施設!



 なんと、室内練習場まで備えられています。私はキャンプや練習も見に行くほどのプロ野球ファンですが、まるでプロの室内練習場のようです! 広さは内野のダイヤモンドがすっぽり入る大きさで、これなら悪天候時の練習にも困りません。

 いやあ、本当に驚きました。まるでプロのキャンプを見に来たみたいです。おっ、選手がアップを終えてグランドに出てきました。練習を見学させてもらいましょう。

 この日は1月中旬。寒さがまだ残り、風も強い状況で練習をするにはベストといえるコンディションではなかったと思いますが、きびきびと集中した練習が続きます。





 シート打撃を行っていました。動きの中で気になる場面があると練習を止め、渡辺監督が選手を集めます。選手にも問いかけながら、動きの意味を確認しているように見えました。


 渡辺監督にお話を聞くことができたのですが、チームのキャッチフレーズは「臨機応変」だそうです。野球の試合で起きるさまざまな状況に対応できるように、選手一人ひとりが「自分で考えてプレーする」ことを大切にしていることが、練習からもうかがえます。

 また、朝は練習を行わずに掃除だけを行い、練習は放課後の16〜19時まで。19時を過ぎたら新しいメニューは行わないと決めているそうです。これは昔から変わらないそうです。野球強豪校の練習時間としては破格の短さだと思います。

 この日も選手から「こういう練習をしたい」と希望があって練習メニューを変更したところもあったそうですが、選手も「どんな練習をすべきか」を自主的に考え、短い時間のなかでいかに効率的に練習をするか、を追求していると感じました。

 確かに設備は素晴らしいものでしたが、もちろん設備さえ良ければ結果が出るというわけではありません。それを有効に使っているからこそ、近年の好結果につながっているのだと納得しました。

 これまでもOBの一人として「甲子園出場」を願って応援をしていましたが、やはり練習で選手の日ごろの頑張りを見ると、その思いがいっそう強くなりますね。

 OBの練習見学や応援は大歓迎ということなので、ぜひ一度第3グランドへ足を運んでみましょう!